初期構想
ユーザー登録・アカウント管理
ユーザーがサイトに登録し、自分のプロフィールや設定を管理できる機能。ボカロPやリスナーなど多様なユーザーが存在するため、ユーザーロールや権限設定も検討する(一般ユーザー、編集モデレーター、管理者など)。新規ユーザーによる重要データの破損を防ぐため、一部機能のアクセス制限や本人確認プロセスも設ける場合がある。
楽曲・作品の登録と編集
ボーカロイド楽曲(オリジナル曲だけでなくカバー曲、リミックス、マッシュアップ、トークロイド等も含む)のデータをユーザーが登録・編集できる機能。楽曲だけでなくアルバムやCD、頒布イベントもエントリとして登録可能にし、楽曲とアルバム、イベントを関連付けて管理する。例えば楽曲が複数のイベントで頒布された場合、それぞれのイベント情報を紐付けて記録できるようにする(※VocaDBでは当初楽曲にイベントを一つしか登録できなかったが、複数イベント対応にアップデートされた経緯がある)
タグ・クレジット情報の構造化
楽曲に関するタグ付け機能および関係者のクレジット情報登録機能。楽曲ごとに作曲者、作詞者、編曲者、ボカロP名、使用ボーカロイド音源名、イラストレーター、動画制作者などの役割を個別の項目として登録できるようにする。各役割はデータベース上でアーティストエントリに紐付き、クリックすることでその人物の他の作品一覧を閲覧可能にする(アーティストページで活動履歴や職能タグが見られるようにする)。タグは楽曲のジャンルやテーマ、使用ソフト名など自由につけられるようにし、タグページから関連楽曲を一覧できるようにする。
頒布情報の管理: 即売会や物理メディア・DL販売情報の記録機能
各楽曲やアルバムについて、初回頒布日時・イベント名(例: コミケ○○、ボーマス○○ 等)、頒布形態(CD、DVD、デジタルDLカードなど)、価格、在庫状況や再版情報などを登録できるようにする。頒布場所(BOOTHや自サイト等のURL)やフリー配布の場合その旨も記録する。サブスクリプション配信(Spotify等)は対象外とし、それ以外の同人頒布情報にフォーカスする。楽曲エントリには公式動画へのリンク(ニコニコ動画、YouTube等)も登録し、一覧表示では各楽曲に投稿サイトのアイコン(ニコ動、YouTube、piaproなど)が付与されるようにして分かりやすく表示する
検索・絞り込み機能の強化
楽曲やアルバム、アーティスト等を横断して検索できる柔軟な検索機能。キーワード検索に加え、以下のような詳細フィルターを提供する
- 楽曲の種類(オリジナル曲、カバー曲、インスト曲など)や言語別の絞り込み
- 発表年や頒布イベント期間での範囲検索
- ボーカロイド音源別(初音ミク、鏡音リン等)、ジャンル別、タグ別のフィルタ
- 関与アーティスト名(作曲者や歌手名など)での検索・除外フィルタ
- 配信サイトや頒布形態によるフィルタ(例:ニコ動未投稿曲のみ等) ※現行VocaDBには投稿サイト別フィルタは無いが要望があった。
→ 検索結果はデフォルトで関連性ではなく公開日や名前順などユーザーが選択した順序で表示され、広告・ランキング等の重み付けは一切行わないフラットな結果を保証する(入力キーワードやフィルター条件以外のバイアスを排除する)。また、検索UI上で複数条件を選択してもページ遷移せず動的に結果が更新されるなど、検索途中でフィルターを失わないUXを目指す。検索履歴や頻出検索クエリからユーザーが探しやすい導線も検討する。
セレンディピティを促す機能
ユーザーが目的の情報だけでなく思わぬ楽曲との出会いを楽しめるような仕組みを用意する。
- ランダム閲覧: 「おまかせ表示」「今日の一曲」などのランダム楽曲表示ボタンを用意し、ユーザーが偶然の一曲に出会えるようにする。
- 関連項目の網羅: 楽曲ページでその楽曲のタグや参加アーティストを表示し、それらをクリックすることで新たな楽曲一覧に飛べる導線を作る。例えばある楽曲ページから同じ作曲者の他作品や同じイベント頒布作品を辿れるようリンクを設置する。
- タグクラウド・おすすめリスト: 重み付けではなくランダムなタグクラウドや新着登録曲一覧、またユーザー有志が作成したプレイリスト機能などを提供し、多様な楽曲にアクセスできるようにする(※ランキングではなく、例えば「○月の新曲一覧」や「テーマ別楽曲リスト」のようにフラットな集合として提示)。